この恐らく世界一汚い街で、ATMを使わなければならない。
ちゃんと動くのか不安すぎる。。
こんなにヤバい場所なら逆にもう少し現金を持っておけばよかった。。
メインストリートまで出ると、すぐさまわらわらわらと色んな客引きが声をかけてきて、無視してもめちゃくちゃしつこくて本当にうんざりする…とはいえもはや面倒くさくなってATMの場所を案内してもらう。
ATMは狭い個室内に警備的な人がいた。
ほんの少しだけ安心感があるような逆に怖いような…
引き出せるお金の上限額は10,000ルピー(約14,000円)だった。
アグラからデリーまでの列車予約をしようと昨日チェックしたチケット屋さんに行くが閉まってる…
仕方なくまたうざいインド人に絡まれて別のチケット屋さんへ向かう。
チケットはあった。しかし高い。距離は近いのに。
席のランクを予定より1つ下げて1,300ルピー(1,800円)くらいのチケットを購入。
ペイナウとお金を請求されるが、チケットの受け取りは12時以降になるとのこと。
意味が分からない…全く信用できない…
でも宿の人も信用できないし、もう支払おう。疲れた。
とりあえず宿に戻ってチェックアウト。
ちょうど同じ宿に泊まっていた日本人の大学生と鉢合わせになる。
彼は今日から宿を変えて、日本人宿「サンタナ」に泊まると言うのでついていってみる事にしました。
たどり着くと中にはうじゃうじゃ日本人の若者がいる。大学生くらいか。
そしてフロントは日本語ぺらぺらなインド人…
って、あんた昨日のぼったくりスカーフ屋の兄ちゃんやんけ!!笑
奥から出てきたオーナーは普通に日本人。
お前らグルなのか…?笑
日本人宿サンタナ。
バラナシで超有名な日本人宿なのに…
切ない気持ちになりましたが、オートリキシャを探してサルナートへ向かいます。
宿の人から往復で300~350ルピーと聞いていましたが、400ルピー(約550円)でOKしました。
が、少し走ってからサールナートは遠いから600ルピーだ!とか言ってきたので降りる。だるい。
一方通行の道路だったので逆方向に歩く。
するとオートリキシャを降りて付いてくるインド人。
ヘイフレンド!ハウマッチ!
まじでうざい。
うざすぎたけど歩くのがだるくて、何よりもうインド人と絡むのがだるくて500ルピーでOKして再度乗車する。
目的地の少し手前で止まる。
ユーセイサルナト。ヒアー。
もう少し奥にある目的地ストゥーパまでは歩けと。ツアーしてほしかったら、、
だるい。降りる。
1時間後にここねと言って歩くと付いてくるオートリキシャ。
うっさいんじゃぼけ!と1度怒鳴ってしまう。
そのあとも付いてくるけど無視しておく。
ストゥーパはでかくて迫力があったけど、物足りない感じもあった。
この嘘だらけの混沌とした街では、何もかもが信じられない。
ブッダはここのどこで初めての説法を説いたのだろう。果たしてそれも本当の話なのだろうか。
一通り見学を終えたあと、他のオートリキシャで帰ろうかなと一瞬思いましたが、僕は約束をきちんと守ろう。約束した場所まで歩いて戻る。
途中からそのオートリキシャの彼が乗れ乗れと言っているが無視する。
そして約束の場所に約束の時間より少し早く着く。
アイセーブプロミス。
そこから乗車して無事に戻って500ルピーでサヨナラ。サンキューフレンド。
散髪屋を探して歩いてるとチケット屋を案内してくれたインド人に遭遇。
とりあえず無視してチケットを確保しに行きます。
もちろんそのインド人は勝手に付いてきますが。
受け取ったチケットはWL(Waiting List)じゃなくてちゃんと席番号がある。
よし、とりあえず乗れる。
ただこれよく見ると630ルピーって書いてるね。1,300ルピー支払ったよね。
ばっちり半分手数料やん。
これが噂の列車チケットぼったくりか。
まぁもう乗れるからいい。
そして散髪も綺麗にぼられる笑
切り終わったあとに2000ルピー(約2,800円)だって。ふざけんな笑
日本だと3000ルピーでしょ?ってよくご存じで。でもここインドだから。
特に面白い髪型にもならず、普通にカットされたので1000ルピー払う。
まぁQBに行ったってことで。
宿に戻ろうとすると勝手に付いてきたインド人がチップくれだとかのたまうので、散髪屋から貰えと言っておく。
いっぱいお賽銭したな~
さっさとこの街から去ろう。
電車の時間までまだまだだけど駅に向かう。
すると約束を全く守らないさっきのオートリキシャと遭遇。うざい
まぁでももう乗る。
250ルピー。高すぎちゃうか
50ルピーで行けるはず。
でももういい。
僕のグッドマントラはこの街で相当貯まったのではなかろうか。
早くこの国を出たい。
プラットホームで電車の到着を待っていると、少女2人組が大道芸を始めてチップを集めていた。感心していくらか渡したけど、たくましいというかなんというか。
とても身なりの良い、目つきが鋭くない、人懐っこい集団に、写真を撮れ撮れと言われて撮りましたが、めっちゃ良い表情。
ドアの横に紙が貼ってあって、名前と座席が印刷されていました。
快適と聞いてた夜行列車は冷房が寒かったり暑かったりで全然快適ではなかったけど、まあバラナシの街から比べると間違いなく快適。