朝イチで岩のドーム(神殿の丘)へ向かいます。
旧市街を進んで、嘆きの壁の方向へ。


ものすごい行列の写真とかを見てびびってましたが、まったく誰も並んでなくて入場ゲートここであってる???って感じでした。
嘆きの壁の右側の方に神殿の丘への入口があります。
昨日から気になっていた謎の木製歩道橋を渡ります。



なんでこんな変なことをしてるんだろう。
聖地にこんな不自然な似つかわしくない歩道橋なんて作ってていいのか?
とはいえこれは宗教の問題か。

公園みたいな開けたところに、ありました岩のドーム。
金の帽子ばかり目についていましたが、近くでみるとブルーの装飾がとても美しいです。

写真OKで動画NGらしいです。テンション上がってジョジョ立ちしてたら怒られました。
確かにホーリープレイスだもんね。
リスペクトが欠けていました。
ごめんなさい。
祈ることも禁止らしくて、帰りに一礼したら怒られてしまいました…
I’m sorry, but I just respect…
でもリスペクトするんだったら頭さげるのもダメだと先に調べてからこなきゃダメですね…
反省です。。
宗教は嫌いだ。



嘆きの壁のエリアと違って、神殿の丘というだけあって、広々とした、なんというか、すごく良い場所でした。猫もいっぱいいました。



昨日と同じルートだったので、昨日も食べたファラフェル(6シュケル=約162円!安い!)を買ってダマスカスゲートへ向かいます。そしてやっぱこれ美味しいです。
ゲートを背に左斜め前のバス停の24番乗り場で、234のバスでベツレヘムまで。6.8シュケル。




爆睡してしまい終点で起こされました笑
ベツレヘムが終点でよかった、、まだバス車内で治安が良くてよかった、、ドライバーが良い人でよかった、、
ここからはパレスチナ自治区。
タクシーの客引きはインド人並みにしつこかったです。
無視して近くのバンクシーアートまで歩きましたが、ずーっと付いてきました。




「防弾チョッキ鳩」はすぐ見つかったのですが、「兵隊をボディチェックする少女」が見当たらない。まだずっと付いてくるタクシーから離れようと、壁の近くでスマホを見てると、壁の上からガチのリアルの銃を構えたイスラエル兵にヘイユー!!って声をかけられて少し寿命が縮まりました…怖い怖い…
ジュースを買ったお店で聞いてみると、その向かい側にあるよと教えてくれました。
タクシーは最悪、普通の人は優しいってインドと同じ感じですね。
ただ、向かい側についても見当たらない。。。
と思ってたら、がっつり壁を囲ってお店が作られていて、ぱっと見で外から見えなくなっていました。




バンクシーショップって。
なんか、なんだかな、、
まぁでも食っていくため、生きるためですよね。
ついでに近くのベツレヘム博物館に行ってみました。

外観は立派だけど展示は少なくて、暑くて湿度が高くて展示物の保存がこれで大丈夫なのかと心配。
イスラエル美術館との格差をすごくすごく感じました。


まだタクシーおるし。。。
バス停の辺りまで戻ると別のタクシーも絡んできてもう最悪。
最後にはツバを吐きかけてきました。
なんなんここ。
パレスチナ自治区です。
そのまま歩いて生誕教会に向かうことにしました。
こっちに坂道をあがっていきます。

観光地化している場所に入ると、タクシーと打って変わってフレンドリーな人達で溢れてきました。
パレスチナ内でもかなりの格差が感じられます。




生誕教会の入口はびっくりするほど狭かったです。
教会内部も絶賛工事中。








めちゃくちゃ整備されていたりして、綺麗だし雰囲気もあるしで、観光地としてはすごく良い感じがします。
外に出てから左へ左へぐるっと回るとミルクグロット教会への道になります。






日本人が結婚式で使いたがりそうな、めっちゃ綺麗で素敵な映え教会でした。
白かったです。

3シェケルショップで裁縫セットを購入しました。(3シェケル=81円)
こういう物価は日本と変わらないですね。日本が安すぎるのか、、
さらにバスでへブロンへ向かいます。
写真がないのですが、坂の途中に見えるバスターミナルのとこじゃなくて、大通り沿いにバス停というか、しれっとバスが停まっていました。
ベツレヘムまで乗ってきたバスを降りたところから、そのまま進行方向にまっすぐ進み大きな交差点を渡ったすぐその辺りです。

ドライバーが謎にめっちゃご機嫌でしたw
8シュケル(216円)ほどでへブロンへ。

ロータリーのところで抗議活動をしていて、車が動かなくなってしまいました。
アブラハムモスクはあっちだとドライバー促されて、ここで降りて歩いていく事になりました。帰りのバス停がどこか知っておきたかったんだけどな…仕方がないです。


めっちゃ坂を上って、歩いて歩いて歩いても全然観光客がいないので道があってるか謎で、でも案内板がちょこちょこあって、でも人が全然いなくて不安になるけど、、という感じで20分くらい歩いてやっとアブラハムモスクにたどり着きました。








本当に不安になる道中でしたが、猫に案内されつつ何とか到着しました。
結構しっかりとした荷物検査を受けると、すぐに客引きがなかなかの勢いでアタックしてきます…もちろんムスリムサイドからです。
出てすぐ左側がムスリムサイドです。

強引な客引きにムスリムサイドに連れていかれましたが、行事かイベントか祈りか、何かやってて今は入れないとのことでした。
いったん客引きをおいて、先にユダヤサイドから入ることにしました。





観光客はいませんでしたが、お祈りしてる方々が結構いました。
若い兄ちゃんが、日本にもユダヤ教の施設あるんだよ~的なことを教えてくれました。
ここで祈ったら天に行けるんだと。

ほんわかとしたユダヤサイドから外に出ると、速攻で客引きに捕まりました。
ぱっと見ても分かる通り、貧困だとかの情報を見ていたので断りきれず、連れられていくことにしました。
とはいえ空気感がかなりヤバめです。




事前にネットで見ていたような居住区にまで入るのは、1人なので危険だと感じて断りました。いやもう空気感がかなり怖かったので。。
すると、今まで案内した人達との写真をやたらと見せてくれました。
このパターン…!!
つい最近インドあたりであったなぁぁぁと思っていたら、5分も歩かないうちに、ドネーション!ドネーション!と本当に全く同じ展開になりました。デジャヴすぎる。
タイミングが悪く、小さい紙幣がなかったのですが、マジで本気で引かない感じだったので、寄付と思って100シュケル紙幣(約2700円)を渡してさよならしました。
またグッドマントラを積んだのかもしれません。
写真を撮ろうとしたら逃げていきました。

この展開、精神的に結構疲れます。。
バス停でイスラエル兵士さんと2人になって、拙い英語で少し喋りました。
「日本人はアングリーピーポー」だと言っていたので、それは中国人だと強く訂正しておきました。
「日本人もユダヤ人も頭がいい。いつか日本に行ってみたい。妻に日本語でアイラブユーって言いたいから教えてくれ。イスラエルは気に入った?ユダヤ人は好き?」
ユダヤ人はフレンドリーで静かで優しい。
日本人と合うような感じがします。
宗教や戦争というところは本当に難しい問題ですが、、、
エルサレムまでは8シュケル(約216円)ほどで帰れました。
セントラルバスターミナルに到着したので、エイラトへのチケットを予約しました。70シュケル(約1890円)でした。
あとハンガリーからスウェーデンへの航空券も念の為、印刷しておきました。
2階の写真屋さんで印刷してくれました。

路面電車に乗って宿に帰りました。
アクセスが良い。この宿なかなか快適かもしれないです。
ホテルの前の広場に露店が並んでいました。

(2016年当時、1シェケル=約27円)